Etechに参加するため、1年ぶりにサンディエゴに来ています。
去年のetechに関する自分のブログ記事を見返してみて、すごい昔のことのような気がします。
2006年3月がどのくらい昔かというと、
- Livedoor ReaderもLivedoor clipもまだなかった
- BuzzurlはまだECナビ人気ニュースα版という名前だった
- YouTubeはまだサービス開始3ヶ月で、Googleに買収されていなかった
- Lingrもまだなかった
なんていう大昔です。
LDRすらなかったんですね。そういえば僕はBloglinesを使ってました。
ソーシャルブックマークも、当時は一部のギークやアーリーアダプターがはてブかdel.icio.usを使ってたと記憶してます。今では各種ソーシャルブックマークのブックマークボタンをつけてる個人ブログをよく見かけますし、Buzzurlトップの右下にある人気ニュースサイト欄にあるようにCNETだのエキサイトニュースだの大手サイトでも徐々にブックマークボタンを設置するところが増えています。
動画共有サービスで動画を見るのも今ではすっかりカジュアルになりましたし、ニコニコ動画みたいなさらに一歩先をいくサービスすら現れました。
フィードリーダー(というかLDR)もソーシャルブックサービスも、いかにキャズムを超えるかというフェーズに入ってるように思います。
ブログやフィードリーダーやソーシャルブックマークがどんどん一般化してくるのに伴って、恐るべきスピードで流通していた情報がさらに加速度的に大量に消費されるようになったのかなと思っています。
午前のチュートリアルはCreating Addictive User Experiencesというのを予約していたのですが、なんとキャンセルになっていました。
こんな事情があるようです。聞けなくて大変残念です。
かわりにHow to Innovate on Timeというのを聞きました。
プレゼンはうまかったけど割と月並みな内容かなぁと思いました。
イノベーションのための思考法のとかは印象的だったけど。
- チャレンジングな形容詞をつけてみる(Challenge words[perfect leading popular])
- 例:完璧な携帯電話ってどんなものか?
- 制限をつけてみる(Constraints[cost time size speed])
- 例:10ドルの完璧な携帯電話ってどんなものか?
- 逆を考えてみる(inversion[worst slowest smelliest ugliest])
- 例:最低な携帯電話ってどんなものか?
午前のチュートリアルはapplying game mechanics to social softwareを選択。
- 収集(collecting)
- 得点(points)
- 結果のフィードバック(feedback)
- 交換(exchanges)
- カスタマイズ(customization)
のようなゲーム的要素をソーシャルなサービスに適用してよりユーザに楽しんでもらうという内容。
これは、Buzzurlにユーザランキングをつけたら好評だったとか、グリーンキャンペーン*1という収集要素に近いキャンペーンが好評あだったりとかの経験上非常に納得できる話でした。
チラシの裏
有名な人にいっぱい会った。
小林雅さん、ケンコーコムの後藤さん、はてなの人たち、江島さんなどなど。
チラシの裏
Mr. Joelのユーザビリティテストに関するセッションに参加した。ミーハーなので一緒に写真とか撮ってもらったwwwwwww
Attention Economy
etechでいろんな人のプレゼンで出てきたキーワード「Attention」。
ものすごい注目度が高いぽい。日本でも流行るかも?
3/6午前チュートリアル
Designing the Next Generation of Web Apps
Adaptive Pathの人による、次世代WebAP設計についての話題。
次世代というよりは、いわゆるWeb2.0的な、いまどき流行りのWebアプリケーション設計に関する概観的な内容。
WebAPデザインを、↓な感じのスタックに分類して解説してた。5Sとかって流行させる気でしょうか。
- Strategy(戦略)
- Scope(対象、差別化フィーチャー、どんな問題を解決するのか)
- Structure(構造、タグクラウドみたいな「仕組み」)
- Skeleton(構成、ナビゲーション、ユーザビリティ)
- Surface(見栄え)
Skeleton:Ajaxを使った、その場で入力値の妥当性チェックとかサジェストとかの例を挙げて解説。ユーザビリティが大事だねという観点ではディフェンシブ・ウェブデザインの技術みたいな内容だった。
Structure:Flickrやdel.icio.usみたいな、集合知的モデルを紹介。
SkeletonとかStructureにブレークスルー
ただ、この各スタックを設計するのに必要な能力を全部備えてる人ってのはなかなかいないはずで、どうしても分業せざるを得ないと思うのだけど、英語力があったらそういう協業のベストプラクティスを聞いてみたかった。
3/6午後チュートリアル
From Coder to Co-Founder: How to Move from Engineering to Entrepreneuring
技術者のための起業講座?
アイディア、製品、人、資金に関する心構えなど。製品だったら"give people what they need, not what they say they need."(「必要だ」と言っているものじゃなくて、必要なものを作れ)とか。起業に限らず、サービスを作る人には必要な心構えだと思いました。



